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2026.09.05

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健診結果を放置しないためのミニ講座

インスリンは出ているのに、血糖が高い?

血糖が高いと、

「インスリンが足りないんですか?」

と思われるかもしれません。

もちろん、インスリンを十分に出せなくなることは、糖尿病の大切な原因のひとつです。

でも、もう一つ大切なのが、

インスリンが出ていても、十分に効きにくくなっている状態

です。

これを「インスリン抵抗性」といいます。

インスリンには、血液中のブドウ糖を筋肉などへ取り込ませたり、肝臓から血液中へ放出されるブドウ糖を抑えたりして、血糖を適切な範囲に保つ働きがあります。

ところがインスリンが効きにくくなると、同じ量のインスリンでは血糖を十分に調節しにくくなります。

すると体は、より多くのインスリンを出して補おうとすることがあります。

つまり、

「インスリンがたくさん出ている=よく効いている」

とは限りません。

2型糖尿病では、インスリンを出す力と、インスリンの効きやすさの両方が関係し、その程度は一人ひとり違います。

食事や運動、体重などを見直すことは、インスリンの効きやすさを改善するうえでも大切です。

血糖値だけでは分からない、体の中でのインスリンの働き。

明日は、その一つの目安となる検査についてお話しします。

 

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監修医師 加藤 利基
監修医師 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医