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2026.09.10

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健診結果を放置しないためのミニ講座

HbA1cだけ見ていれば、糖尿病は大丈夫?

糖尿病で定期的に採血をしていると、

「HbA1cはいくつでしたか?」

と、まずその数字が気になる方も多いと思います。

もちろん、HbA1cは糖尿病の状態を考えるうえで、とても大切な指標です。

でも、

HbA1cだけを見ていれば十分、というわけではありません。

例えば、血糖が一日の中で大きく上下している場合。

高い血糖と低い血糖を繰り返していても、HbA1cだけでは、その変動のすべてを把握することはできません。

また、同じHbA1cでも、

低血糖を繰り返していないか。

食後に大きく上がっていないか。

どのような薬を使っているのか。

年齢や病状に合った治療目標になっているか。

といったことも大切です。

必要に応じて、持続血糖測定(CGM)などを使い、HbA1cだけでは分からない一日の血糖の動きを確認することもあります。

大切なのは、

「HbA1cを下げること」そのものを目的にしないこと。

HbA1cは、治療がうまくいっているかを考えるための大切な材料の一つです。

一つの数字だけではなく、血糖の動きや低血糖の有無、生活の様子なども合わせて、自分に合った状態を考えていきましょう。

 

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監修医師 加藤 利基
監修医師 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医