「糖尿病内科」diabetes

患者さんの生活習慣を知るために、まずはしっかり耳を傾けること。それが糖尿病治療の第一歩だと考えています。

患者さんの生活習慣を知るために、まずはしっかり耳を傾けること。それが糖尿病治療の第一歩だと考えています。

食事の回数や時間、通勤環境、運動習慣、嗜好品(たばこ・お酒・間食)などを
会話の中で伺いながら、ライフスタイルに合わせた
無理のない最適な治療方針を探していきます。

診療で心がけている6つのこと

当日の検査結果を大切に

「先月の結果」ではなく「今日の結果」を大切にしています。
糖尿病の診断、治療評価に欠かせない指標となる HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)を、耳たぶからの微量血液を用いて短時間で測定ができるシステムを導入しています。
「今日の結果」をもとに、最近の治療経過を一緒に振り返り、明日からの治療へとつなげています。

くすりやインスリン治療の最適化

くすりの種類や量が患者さんの状況に最適なものか、ライフスタイルに合っているかを一緒に考えていきます。

無理なく続けられる運動・食事療法

ライフスタイルや体力に合わせた無理なく続けられる運動・食事療法を探していきましょう。
まずは小さなことから継続できるようにスタッフみんなでサポートします。

「胸の音聞きます」より、大切にしたい“対話”

ライフスタイルがわからないまま、毎回同じくすりを出しても根本的な改善にはつながりません。
例えば、毎食自宅で食べるのか、外食が多いのか、1日の食事回数は何回か。間食や飲酒の習慣はあるのか。
普段の食習慣をお話するなかで、取り組むことができる点、くすりの内容を考えていくことが大切だと思います。

え!それってマズイの!? がいっぱい潜んでいる

良いと思って続けていることも、実は糖尿病治療の妨げになっていることがあります。
野菜ジュースやトマトジュース…ビタミンやミネラルを手軽に摂ることができますが、糖質も非常に多く、血糖値は上昇します。
正しい情報を伝えることも私たちの役目です。

あきらかに「ダメなものはダメ」をきちんとお伝えする

生活習慣病の治療は生活習慣そのものを聞かないとはじまりません。
習慣は無理して「変えてください」というのはなかなか難しいもの。
しかし、ポケットに飴を持ち歩いている、10時と3時のおやつがやめられない、毎晩ビールが欠かせない、タバコがやめられない、運動は大嫌い…好きなものは辞めることはできませんが、続けていては治療が進みません。
まずは回数や量を減らすこと。少しずつ改善していきましょう。

こんな方が来院されています

  • 健診の結果で要再検査の項目があった
  • 喉の乾きや疲労感、体重減少、おしっこが近いなどの気になる症状がある
  • いまの糖尿病治療が続かない
Dr’s Message

当院に来院される糖尿病の患者さんは
20から90代まで幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。

その中で特にご相談をいただくのが1人暮らしの方や、毎日忙しくて食生活が不規則な方です。
「なんだか最近マズイな…」と感じている方、生活習慣病の不安を感じているが「どうして良いかわからない」
という方もお気軽にご相談ください。

糖尿病とは

さまざまな合併症を引き起こす病気です

血糖値は、食事をすることで吸収されるブドウ糖によって高くなり、運動などによりエネルギーとして消費します。この血糖値を調整するホルモン(インスリンなど)の働きにより、通常は食事や運動をしても極端に変動することはありません。
糖尿病とは、インスリンの分泌や作用が充分でないために、高血糖が続いている状態で、放置するとさまざまな合併症(心筋梗塞や脳梗塞、腎機能の低下、神経障害、血管障害など)のリスクが高くなります。

糖尿病の基本治療は3ステップ

糖尿病治療は
「食事・運動・くすり」の3つが基本

Q: 糖尿病はくすり治療だけではダメなのですか?A: くすりだけでは治療の3分の1しかできていません。

普段の食事、運動習慣、くすり、この3つが治療の基本です。
仕事の終わりが遅く、食事が2回しかとれない方に、朝昼晩3回飲むくすりを処方しても意味がありません。
また毎日の食事でも、食べる時間や食べる量、内容も人それぞれで、運動習慣や身体を動かす頻度もさまざまです。
まずは比較的取り組みやすいことから改善に向かうように考えていきましょう。

Q: 糖尿病を放置するとどうなるの?A: 高血糖が持続すると、さまざまな合併症を発症します。

インスリンの分泌や働きを考えた治療を行い、血糖値をコントロールすることで、合併症の発症や進行を抑制することができます。

血糖値の測定

Q: 毎回、血糖値が大きく違います。なぜですか?A: 採血までの時間、食事内容や運動量によって、変わってきます。

診察の時は毎回、その前に食べた内容や時間を伺っています。
健診の時は空腹で血糖値が正常でも、実は食後の血糖値が高い「食後高血糖」の患者さんも増えています。
診察ごとの血糖測定や、持続血糖測定器を用いることなどで、血糖値の変動を把握し、最適な治療につなげていくことができます。

例えば! 医師:明日の朝食は何時ごろの予定ですか? 患者さん:うーんと… 朝7:30です。医師:じゃあ、9時30分にご飯を食べたあとに来てね

糖尿病手帳

当院では糖尿病手帳に HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)の経過をグラフにして、お一人お一人にお渡ししています。
結果を記載することで数字の変化を見ていきます。

  • リバウンドしてしまったケース グラフリバウンドしてしまったケース
  • 6%台前半をキープできているケース グラフ6%台前半をキープできているケース
  • ビールを減らして大きく改善したケース グラフビールを減らして大きく改善したケース
  • 食習慣と睡眠習慣を改善したケース グラフ食習慣と睡眠習慣を改善したケース

他の糖尿病治療経過例を見る >

Dr’s Message

健診結果が"要再検査"

「原因が食事や運動だとわかっているから」
「まずは自分でやれることをやってみよう」
そのモチベーションが大切です。
しかし、自己判断せずに病状を評価することは非常に大切なことです。
私たちは、健康を維持できるように、そのモチベーションを正しい知識でサポートします。
まずはお気軽にご相談ください。