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2026.09.02

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健診結果を放置しないためのミニ講座

中性脂肪は、食後なら高くても大丈夫?

「今日は食べてきたから、中性脂肪が高いのは仕方ないですよね」

確かに、中性脂肪(TG)は食事の影響を受けやすい検査です。

食後には中性脂肪が上昇するため、採血結果を見るときには、いつ食事をしたのかも大切な情報になります。

ただし、

「食後だから、いくら高くても気にしなくてよい」

というわけではありません。

現在、日本動脈硬化学会では、高トリグリセライド血症の基準を

空腹時 150mg/dL以上

随時 175mg/dL以上

としています。

ここでいう空腹時とは、基本的に10時間以上食事をとっていない状態です。

以前は空腹時の中性脂肪を中心に評価していましたが、食後を含む随時の中性脂肪が高い場合にも、動脈硬化による病気のリスクと関連することが分かってきました。

ですから、

「食べたから高かった」

だけで終わらせず、

食事からどのくらい時間が経っていたのか、その条件でどのくらいの値だったのか。

そこまで含めて考えることが大切です。

空腹時には基準を超えていなくても、随時では高くなる方もいます。

採血したときの条件も一緒に確認しながら、結果を見ていきましょう。

 

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監修医師 加藤 利基
監修医師 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医