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2026.10.29
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健診結果を放置しないためのミニ講座
eGFRが低い=すぐ慢性腎臓病なの?
健診結果を見ると、
eGFRが50台、40台など、基準より低くなっている
ことがあります。
「慢性腎臓病ということですか?」
と心配される方もいらっしゃいます。
ここで大切なのは、
一度eGFRが低かったという結果だけで、慢性腎臓病(CKD)と診断するわけではない
ということです。
CKDは、
腎臓の障害を示す所見がある。
または、
eGFRが60未満になっている。
こうした状態が、3か月を超えて続いていることを確認して診断します。
ですから、初めてeGFRが低いと指摘された場合には、
以前の健診結果ではどうだったか。
再検査でも同じような状態が続いているか。
尿蛋白など、腎障害を示す所見がないか。
といったことを確認します。
体調や水分の状態などによって、一時的にクレアチニンやeGFRが変化することもあります。
一方で、
「一度の結果だから気にしなくてよい」
という意味でもありません。
健診で再検査や受診を勧められている場合には、その判定に沿って確認することが大切です。
また、eGFRが60以上であっても、尿蛋白など腎障害を示す所見が続いていれば、CKDに該当することがあります。
つまり、
CKDはeGFRだけを見て診断する病気ではありません。
腎機能と尿所見、そしてそれがどのくらい続いているかを合わせて考えます。
明日は、
CKDの「G3a」「G3b」といった分類には、どんな意味があるのか
について考えてみます。
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