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2026.09.18
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健診結果を放置しないためのミニ講座
朝の血圧だけ高いのは、なぜ?
「病院ではそんなに高くないんですけど、朝だけ高いんです」
家庭で血圧を測っている方から、よく聞く言葉です。
朝の血圧が高い状態を、早朝高血圧と呼びます。
「朝だけだから大丈夫」
と思われるかもしれませんが、朝の家庭血圧は以前から高血圧の診療で大切にされてきました。
では、どうして朝の血圧が高くなるのでしょうか。
背景は一つではありません。
夜間も血圧が十分に下がらず、そのまま朝まで高い場合があります。
一方、夜間には血圧が下がっていても、朝方から起床する時間帯に大きく上昇する場合もあります。
睡眠の状態、塩分や飲酒、寒さなど、さまざまなものが関係することがあります。
また、降圧薬を服用している方では、薬の種類や服用方法なども含めて、朝まで血圧が適切に保たれているかを考える必要があります。
だから、
「朝だけ高いから薬を増やす」
と、数字だけで決めるわけでもありません。
朝だけなのか。
夜も高いのか。
いつごろから高くなったのか。
季節や生活に何か変化はなかったか。
そうしたことを確認しながら考えます。
そのため当院では、高血圧で通院されている方に、
朝は起床後1時間以内、排尿を済ませて、朝食や薬の前に。
夜は就寝前に。
ご家庭で血圧を測って記録していただくようお願いしています。
このような測定方法は、日本高血圧学会からも示されています。
そして診察の際には、その血圧手帳を持ってきていただきます。
朝だけ高いのか。
夜も高いのか。
いつごろから変わってきたのか。
季節や生活に何か変化はなかったか。
そうした経過を、記録された血圧と一緒に見ていきます。
診察室で測る一回の血圧だけでは見えないものを、毎日の家庭血圧が教えてくれることがあります。
血圧手帳は、単に数字を記録するためのものではありません。
その人の血圧が一日の中で、そして日々どのように変化しているのかを一緒に考えるための大切な情報です。
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