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2026.09.13

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健診結果を放置しないためのミニ講座

検査結果の「H」と「L」、全部異常なの?

血液検査の結果を見ると、数字の横に

「H」

「L」

と表示されていることがあります。

一般に、

Hは基準範囲より高い

Lは基準範囲より低い

ことを表しています。

結果表に「H」がたくさん並んでいると、

「こんなに異常があるんですか?」

と心配になるかもしれません。

でも、

基準範囲を外れていることと、病気であることは同じではありません。

検査の基準範囲は、その検査値を判断するための大切な目安です。

一方で、実際の診療では、

どの項目が外れているのか。

どのくらい外れているのか。

今回だけなのか、以前から続いているのか。

年齢や病状はどうか。

治療中の病気や薬の影響はないか。

ほかの検査結果はどうか。

などを合わせて考えます。

また、検査項目によっては、一般的な基準範囲とは別に、病気を予防したり治療したりするための目標値が設定されることもあります。

例えばLDLコレステロールは、動脈硬化による病気を起こすリスクによって、目標とする値が異なります。

ですから、

「Hがついたから、すぐ治療が必要」

とも、

「Hが少しだけだから、放っておいて大丈夫」

とも一概には言えません。

検査結果を見るときに大切なのは、HやLの数を数えることではありません。

その印が、自分にとってどのような意味を持つのか。

そこを一つずつ整理していくことが大切です。

 

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監修医師 加藤 利基
監修医師 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医