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2026.09.15
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健診結果を放置しないためのミニ講座
睡眠不足で、血糖は上がる?
「最近、寝不足なんです」
診察室で、そんなお話を聞くことがあります。
睡眠不足になる理由はさまざまですが、よくお聞きするのが、
「仕事から帰ってくるのが遅くて、寝る時間も遅くなってしまいます」
というお話です。
こうした場合、変わっているのは睡眠時間だけではありません。
帰宅時間が遅くなれば、夕食も遅くなります。
「帰るころにはお腹が空いているので、勢いよく食べてしまいます」
「食べたら、そのまますぐ寝てしまいます」
という方も少なくありません。
では、睡眠不足は血糖にも関係するのでしょうか。
睡眠時間が短い状態が続くことは、糖尿病を含む生活習慣病と関係することが知られています。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、成人では個人差を踏まえながら、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保することが勧められています。
ただ、
「寝不足だから血糖が上がった」
と、それだけで考えることはできません。
今のお話のように、睡眠時間が短くなっているときには、夕食の時間や食べ方まで一緒に変わっていることがあるからです。
夕食が遅くなる。
お腹が空いた状態で一気に食べる。
食べてから眠るまでの時間が短くなる。
そして睡眠時間も短くなる。
一つひとつを切り離すのではなく、こうした生活全体の変化として考える必要があります。
血糖には、食事、運動、体重、薬、体調、ストレスなど、さまざまなものが影響します。
睡眠もその一つです。
糖尿病というと、
「何を食べたか」
「どのくらい運動したか」
に目が向きがちです。
でも、
「最近、帰宅時間や夕食の時間が遅くなっていないかな」
というところまで振り返ってみると、血糖が変化した理由を考える手がかりになることがあります。

