新着情報
2026.11.03
ブログ
健診結果を放置しないためのミニ講座
健診で「便潜血陽性」と言われた。何を調べている?
健診結果に、
「便潜血陽性」
と書かれていることがあります。
「便に血が混じっていたということ?」
「見た目には何ともなかったけれど?」
と思われる方もいらっしゃると思います。
便潜血検査は、
便の中に、目では分からないほど少量の血液が混じっていないか
を調べる検査です。
現在の大腸がん検診では、通常2日分の便を採取して調べます。
なぜ2日分を調べるのでしょうか。
大腸に病変があっても、毎日同じように出血するとは限らないからです。
そのため、別の日に採った便を2回調べることで、出血を見つけやすくしています。
ただし、
便潜血陽性は病名ではありません。
大腸のポリープなど、大腸からの出血によることがあります。
痔など、肛門からの出血によることもあります。
そして、大腸がんが見つかることもあります。
つまり、
便潜血検査だけでは、どこから血液が混じったのか、その原因までは分かりません。
そこで、陽性だった場合には、その原因を確認するための精密検査が必要になります。
「陽性だったから大腸がん」
と考える必要はありません。
一方で、
「症状がないから大丈夫」
と結果をそのままにするものでもありません。
健診で精密検査を勧められた場合には、その判定に沿って確認することが大切です。
明日は、
「便潜血陽性=大腸がんなのか?」
について考えてみます。


