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2026.11.02

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今日のできごと

今日のできごと|「クレアチニンだけ、少し高いんです」

「クレアチニンだけ、いつも少し高いんです」

診察室で、ときどき伺うお話です。

血圧は正常。
血糖にも問題はない。
脂質も特に高くない。
尿蛋白も出ていない。

でも、
クレアチニンだけが少し高い。

そのような方もいらっしゃいます。

クレアチニンは腎機能を考える大切な検査ですが、その値は筋肉量や体格などの影響も受けます。

また、その日の体調や水分の状態などによって変化することもあります。

そのため、
クレアチニンが少し高いというだけで、すぐに腎臓病と決めることはできません。

一方で、
「ほかは全部正常だから大丈夫」
と、それだけで判断するものでもありません。

以前から同じ程度なのか。
少しずつ上がってきていないか。
eGFRはどのように変化しているか。
尿所見に変化はないか。

こうしたことを一緒に確認します。

必要な場合には、シスタチンCなど別の方法で腎機能を確認することもあります。

 

今日のひとこと

健診結果で大切なのは、
一つだけ基準値から外れているから病気、と考えることでも、ほかが正常だから大丈夫、と考えることでもありません。

その数字が、
以前からどう変化しているのか。
ほかの検査結果とどのような関係にあるのか。

そこを一緒に確認することが大切です。

過去の健診結果があれば、今年の結果と並べて見てみましょう。

【執筆医師】  加藤 利基
   
【執筆医師】 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医