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2026.10.11

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健診結果を放置しないためのミニ講座

尿潜血陽性で受診すると、どんな検査をする?

尿潜血が陽性で受診された方に、

「どんな検査をするんですか?」

と診察室で聞かれることがあります。

検査が心配という方もいらっしゃると思います。

まずお伝えしたいのは、

尿潜血陽性で受診したからといって、全員が同じ検査を受けるわけではない

ということです。

今週お話ししてきたように、尿潜血陽性を評価するときには、尿沈渣や尿蛋白などの尿所見だけでなく、年齢、気になる自覚症状、これまでの健診結果や検査歴などを合わせて考えます。

その内容によっては、血液検査や超音波検査などを追加することがあります。

さらに詳しい画像検査や、尿の通り道を直接確認する検査が必要になる方もいます。

一方で、これまでの検査結果などを確認したうえで、すぐに追加の検査を行わず経過を見る場合もあります。

その後にどこまで、どのような検査を行うかを、尿潜血が陽性だったという結果だけで決めることはありません。

学校健診で指摘されたお子さん。

何年も同じ結果が続いている方。

年齢を重ねてから初めて尿潜血陽性を指摘された方。

同じ「尿潜血陽性」でも、その後の考え方は同じではありません。

検査の内容が気になる場合でも、まず健診の判定に沿って受診されることが大切だと思います。健診結果とこれまでの経過を確認したうえで必要な評価を考えていきます。

 

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【執筆医師】  加藤 利基
   
【執筆医師】 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医