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2026.10.08

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健診結果を放置しないためのミニ講座

学校健診で「尿潜血陽性」。子どもはどう考える?

学校健診のあと、

「尿潜血が陽性だったので、一度診てもらってくださいと言われました」

と、小学生や中学生のお子さんが受診されることがあります。

お子さんの健診結果に異常があれば、ご家族が心配されるのは当然のことだと思います。

まず知っておきたいのは、

子どもの尿潜血と、大人の尿潜血をまったく同じように考えるわけではない

ということです。

学校検尿には、子どもの腎臓などの病気を早い段階で見つけるための仕組みがあり、一次検尿、二次検尿、その後の精密検査と、結果に応じた診療の流れが定められています。

医療機関では、その流れに沿って、

再検査でも尿潜血が続いているか。

尿沈渣では赤血球が認められるか。

尿蛋白などが同時にみられないか。

血圧はどうか。

腎機能に問題はないか。

これまでに目で見て分かる血尿がなかったか。

ご家族に血尿や腎臓病の方はいないか。

などを確認していきます。

学校健診で尿潜血陽性を指摘された場合には、まず学校検尿の診療の流れに沿って確認していくことが基本になります。

そのうえで、尿潜血が続いているか、尿蛋白などほかの所見を伴っているかなどによって、その後の対応を考えます。

再検査では異常がみられないこともあります。

一方で、尿潜血が続いていたり、尿蛋白などほかの所見を伴っていたりする場合には、その結果に応じて、次に行った方がよい検査を考えていきます。

ですから、学校健診で再検査や医療機関受診を勧められた場合には、まずその指示に沿って確認することが大切です。

受診するときには、学校から渡された健診結果や受診票があれば、一緒にお持ちください。

その結果を確認しながら、

そのお子さんに必要な検査や、その後の経過の見方を考えていきます。

 

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【執筆医師】  加藤 利基
   
【執筆医師】 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医