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2026.10.04

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健診結果を放置しないためのミニ講座

体脂肪率は、毎日変わる?

体組成計に乗ると、

体重だけではなく、

「体脂肪率 17.2%」

「筋肉量 62.30kg」

など、いろいろな数字が表示されます。

ところが翌日測ってみると、

「体脂肪率 15.1%」

昨日よりずいぶん減っている。

「一日で脂肪がこんなに減ったの?」

と思うことがあります。

でも、家庭用の体組成計に表示される体脂肪率や筋肉量は、身体の脂肪や筋肉を直接見て測っているわけではありません。

多くの機器では、身体にごく弱い電流を流し、その電気の通りやすさなどから体組成を推定しています。

ここで関係してくるのが、今週お話ししてきた「身体の水分」です。

身体の水分状態は、

食事や飲水。

運動や発汗。

入浴。

測定する時間帯。

こうしたことでも変化します。

そのため、体組成計の数字も影響を受けることがあります。

つまり、

昨日より体脂肪率が1%下がったから、その分だけ脂肪が減った

とは限りません。

これは、

「家庭用の体組成計は意味がない」

ということではありません。

大切なのは、体重と同じです。

できるだけ同じような条件で測り、一回一回の数字ではなく、少し長い期間で変化を見る。

体重も、体脂肪率も、筋肉量も、

一つの数字だけで身体のすべてが分かるわけではありません。

数字に振り回されるのではなく、身体の変化を知るための一つの手がかりとして使っていきましょう。

 

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【執筆医師】  加藤 利基
   
【執筆医師】 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医