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2026.10.03

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健診結果を放置しないためのミニ講座

体重は、いつ測るのがいい?

「体重は、いつ測ればいいですか?」

よく聞かれる質問です。

朝と夜では体重が違う。

食事の前後でも違う。

お風呂に入ったあとにも変わる。

それなら、いつ測った体重が「本当の体重」なのでしょうか。

実は、

朝の体重だけが本当で、夜の体重は間違い、というわけではありません。

食事をしたり、水分をとったり、排尿・排便をしたり、汗をかいたりするので、一日の中で体重が変化するのは自然なことです。

大切なのは、

できるだけ同じ条件で測り、変化を比べることです。

私は、体重を記録している方には、

朝起きたら、まず排尿を済ませる。
着替えるときに体重を測る。
そのあとに血圧を測る。

という流れをおすすめしています。

朝食や飲水の前であれば、食べたり飲んだりしたものによる影響も少なく、毎日の条件をそろえやすくなります。

そして、体重を測ったあとに座って少し落ち着いてから血圧を測る。

これなら、朝の生活の中に体重測定と血圧測定を一緒に組み込むことができます。

大切なのは、一回の数字だけではありません。

例えば、

「昨日より1kg増えた」

というだけなら、それだけで異常とは言えません。

でも、

「ここ数日、少しずつ体重が増えている」

「同じころから足のむくみも強くなってきた」

「血圧もいつもと違う」

という変化が重なってくれば、見え方が変わってきます。

毎朝、できるだけ同じ条件で測っておくと、

体重や血圧を一つの数字ではなく、自分の身体の変化の“流れ”として見ることができます。

毎日の数字に一喜一憂するためではなく、身体の変化に気づくために測る。

体重計や血圧計とは、そんな付き合い方をしていきましょう。

 

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【執筆医師】  加藤 利基
   
【執筆医師】 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医