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2026.10.15

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健診結果を放置しないためのミニ講座

赤血球の大きさを見る「MCV」って何?

血液検査の結果をよく見ると、

MCV

という項目が書かれていることがあります。

あまり馴染みのない言葉ですね。

MCVは、

赤血球一つ一つの平均的な大きさ

を表す数字です。

貧血の原因によって、赤血球が小さくなったり、大きくなったりすることがあります。

例えば、鉄欠乏性貧血では、赤血球が小さくなることがよくあります。

一方で、ビタミンB12や葉酸などが不足した場合には、赤血球が大きくなることがあります。

そして、赤血球の大きさが通常の範囲でも貧血になることがあります。

そのため、貧血を

赤血球が小さい。

おおむね通常の大きさ。

赤血球が大きい。

というように分けることは、原因を考える一つの手がかりになります。

ただし、

MCVが低いから鉄欠乏、高いからビタミン不足、と一つの数字だけで原因を決めることはできません。

ほかの血液検査やこれまでの経過、病気、服用している薬などを合わせて考えていきます。

明日は、

鉄が本当に不足しているかを、どのように確認するのか

について考えてみます。

 

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【執筆医師】  加藤 利基
   
【執筆医師】 加藤 利基
かとうホームクリニック 院長
医学博士 / 名古屋市西区医師会 会長 /
がん治療認定医機構 認定医