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2026.09.28
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今日のできごと
今日のできごと|お酒を1週間やめたら、お腹がへこんだ。なぜ?
「お酒をやめると、お腹がへこむんですよ」
診察室で、意外によく聞くお話です。
「毎日飲んでいたんですけど、1週間やめてみたら、お腹まわりがかなりすっきりしました」
そこで、
「その間、食事も変えましたか?」
と聞いてみると、
「いや、食べるものはほとんど変えていません。お酒をやめただけです」
という方もいらっしゃいます。
では、1週間で内臓脂肪が一気に減ったのでしょうか。
短期間のお腹まわりの変化を、脂肪が減ったことだけで説明するのは難しいと思います。
もちろん、お酒にもエネルギーがあります。
それまで毎日飲んでいたお酒をやめれば、その分の摂取エネルギーは減ります。
これを長く続ければ、体脂肪の変化につながることも考えられます。
でも、
「1週間で、お腹が目に見えてへこんだ」
という変化には、それ以外のことも関係している可能性があります。
私たちのお腹の大きさは、皮下脂肪や内臓脂肪だけで決まっているわけではありません。
胃や腸の中に入っているもの。
便やガスによる膨満。
身体の水分状態。
こうしたものによっても、お腹の張り方や体重は変化します。
また、アルコールは胃腸の働きにも影響します。
そのため、飲酒をやめたことで胃腸の状態やお腹の張り方が変わり、
「お腹がへこんだ」
と感じることも考えられます。
ただし、
「禁酒すると、お腹の水分が抜けるからへこむ」
と単純に説明できるわけではありません。
短期間のお腹まわりの変化には、いくつもの要素が関係している可能性があり、
「これが原因です」
と一つに決めることは難しいからです。
それでも、
「お酒を飲み続けていると、お腹が張る感じがする」
「しばらく飲まないと、お腹まわりがすっきりする」
という変化を自分で繰り返し感じているのであれば、それは自分の身体と飲酒との関係を考える一つの手がかりになります。
今日のひとこと
1週間お酒をやめてお腹がへこんでも、そのすべてが脂肪が減ったためとは限りません。
体重やお腹まわりには、脂肪だけではなく、胃腸の内容物や膨満感、身体の水分状態なども関係しています。
一方で、飲酒を控える生活を続ければ、お酒から摂取していたエネルギーが減ることで、長い目では体脂肪の変化につながることもあります。
短期間で変わるものと、長い時間をかけて変わるもの。
体重やお腹まわりを見るときには、この二つを分けて考えてみましょう。
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